スポーツ観戦の新しい形DAZN(ダゾーン)で家から出なくなる?

DAZN(ダゾーン)はイギリスが拠点のパフォーム・グループが2016年に始めたスポーツ専門の動画配信サービスです。Jリーグの全試合配信もそうですが、F1のライブ配信でも日本語で生中継するなどかなり日本を意識した展開をしています。

他有料放送に比べても安い価格

スポーツの種類は多様にありますが、自分が好きな海外のスポーツや地上波では放送しないよなニッチなスポーツを見る為にはケーブルテレビやスカパーなどのCS放送に加入する必要がありました。DAZNの月額はドコモユーザーなら980円(税別)でJリーグの全試合が見れるという破格の値段になっています。

DAZN(ドコモユーザー以外)

月額1750円(税別)

決済方法:1.クレジットカード払い 2.DAZNチケットをコンビニで購入

※DAZNチケットはコンビニのマルチメディア端末で購入できます。1ヶ月単位で購入できるのがDAZNチケットの魅力です。DAZNチケットについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

DAZN for docomo(ドコモユーザー限定)

月額980円(税別)

決済方法:ドコモの携帯料金と一緒にお支払。

DAZNの視聴可能なデバイス

テレビ、パソコン、タブレット、スマートフォン、Xbox Oneなどのゲーム機で視聴する事ができます。テレビはAndroid OSなどを搭載した最近のスマートテレビのほか、普通のテレビにAmazon Fire TVやChromecastを取り付けてDAZNアプリを入れるだけで見る事ができます。また、PlayStation 4やAppleTVにも今後対応予定とのことです。※1

※1 2017年6月にAppleTVに対応しました。

2017年8月にPlayStation4(PlayStation4 Pro含む)とPlayStation3に対応しました。

DAZNの専用アプリはPlayStation Storeで配信されています。すでにXbox Oneは対応していますからPlayStationが対応した事で、任天堂を除く主要な据え置き型ゲームでDAZNを手軽に視聴する事ができます。

ドコモユーザーはDAZN for docomoがお得。

筆者はF1視聴を目的に2016年から契約していましたが、家族がドコモユーザーの為2017年の2月にDAZNを解約し、DAZN for Docomoに乗り換えました。解約から乗り換えまで10分程度で手続きが完了し、すぐに視聴ができます。両者のサービスに違いは一切ないのでドコモユーザーはすぐに契約を変更したほうが良いです。

普通のDAZNからDAZN for docomoへの切り替え方法

1.まずは普通のDAZNを解約する。

切り替え方法は非常に簡単です。DAZNの公式サイトへログインし、上部のメニューからマイ・アカウントを選択し、退会するを選ぶだけ。

2.MydocomoでDAZN for docomoを登録する。

マイドコモでDAZNを手続き

mydocomoにログインし「ドコモオンライン手続き」をクリック。音楽・映像配信のDAZN for docomoの横にある「お手続きへ」をクリックする。後は画面の指示に従って登録するだけ。※あらかじめdアカウントを持っている必要があります。

DAZN(ダゾーン)で見られるスポーツ

国内・海外サッカー

  • 日本のJリーグ(J1~J3)の全試合。
  • ドイツのブンデスリーガ1部の全試合。ブンデスリーガ2部の主要な試合。ドイツのカップ戦DFBポカールは毎節最大4試合を配信。
  • イタリア セリエA 2節以降全節配信。イタリアのカップ戦コッパ・イタリアやスーペルコッパ・イタリアーナを配信。
  • スペイン ラ・リーガ サンタンデール1部の各節を最大で5試合配信。
  • その他フランス、ベルギー、イングランド等のサッカーを配信。

F1などのモータースポーツ

  • F1の全レースのフリー走行から予選、決勝を生中継。他にもF2やGP3ポルシェスーパーカップの放送も行っている。

野球

  • 日本のプロ野球のうち広島カープ、横浜DeNAベイスターズのホームゲーム全試合。
  • メジャーリーグのうち1日最大6試合を配信。

テニス

  • ATPワールドツアー250シリーズの一部。
  • デビスカップ
  • WTAインターナショナルトーナメント、WTAプレミアトーナメントの準々決勝、準決勝、決勝を配信。

格闘技

  • 総合格闘技のUFCやWWEなどを放送。

バスケットボール

  • アメリカのNBAレギュラーシーズンのうち140試合を放送。

アメリカンフットボール

  • NFLのレギュラーシーズン87試合。プレイオフ全10試合など。

アイスホッケー

  • NHLレギュラーシーズンのうち182試合など。

その他ゴルフ、オーストリアのラグビーリーグなどを配信。

※配信コンテンツは随時変わりますので詳細はダゾーンの配信コンテンツ一覧を参考にして下さい。

お勧めの視聴方法はAmazonのFireTV

アマゾンのFire TV(価格:11,980円 ※2)またはFire TV Stick(価格:4,980円)での視聴がお勧めです。特にFireTV Stickは2017年4月に新モデルが発売され、スペックも据え置き型のFireTVにより近くなっています。それでも値段はFireTVの半額以下というのがお買い得。筆者は据え置き型のFireTVを使っていますが、快適にDAZNを見ています。Fire TV Stickもクアッドコアになりレスポンスの改善がなされているので、動画やDAZNの視聴に最適です。DAZNは1ヶ月無料で解約も簡単なので試しに体験してみてもいいと思います。

FireTV

※2 FireTVのNewモデルが発表されました。価格は8,980円とさらにお得になっています。

Amazon会員なら支払いも便利

AmazonのFireTVでDAZNを見るなら、アプリ内課金で毎月のAmazonアカウント支払いと一緒にDAZNの料金も自動引き落としに設定ができる。もちろん、単独でDAZNと契約済みでクレジットカード払いにしている場合や、DAZN for docomoでドコモの携帯料金と一緒の支払いにしている場合でも、FireTVのDAZNアプリで視聴ができます。

DAZNが登場するまで

好きなスポーツの多様化の先にDAZNが登場した。

従来日本においてテレビで見る事ができるスポーツ観戦といえば野球でした。今でも野球は人気がありますが、その影で地上波からなくなったスポーツの代表格はプロレスかもしれません。プロレスは地上波から無くなった後もほかの格闘技と一緒にCS放送で見る事ができました。そのCS放送のスポーツ専門番組の登場で海外のプロリーグやニッチなスポーツの放送がスポーツ観戦の裾野を広げ「好きなスポーツの多様化」を推し進めた事は間違いありません。

スカパーが抱える問題。高額になる放映権料や他社の独占契約。

スカパーはJリーグ全試合を放送していましたが、DAZNがJリーグの放送権を獲得後Jリーグ中継から撤退する事になりました。これでかなりのサッカーファンがスカパーからDAZNに乗り換えています。従来スカパーは年間約50億の契約でJリーグを放送してきましたが、DAZNは10年で2100億円という破格の契約額でした。年間にすると210億円で今までスカパーが払っていた額の4倍以上もの契約額です。スカパーは日本国内向けのサービスですがDAZNはインターネットを通じた全世界という事で全く太刀打ちできなかった事がうかがえます。スカパーは世界を相手にするネット配信サービス大手のネットフリックスやHulu、アマゾンそしてDAZNと同じ土俵で戦う事はできるのでしょうか?おそらく単独では不可能に近いかと思われます。

DAZN(ダゾーン)と相性の良い「定額制の動画ネット配信サービス」の比較

多チャンネル放送に月額2,500円以上払っているならDAZN+dTVに乗り換えたほうが断然お得!

スポーツ観戦や映画やドラマ鑑賞が主体でスカパーやケーブルテレビの多チャンネル放送に2,500円以上払っているなら、DAZNとdTVに乗り換えたほうが得策です。

DAZN for docomo + dTVのセットで200円割引

ドコモユーザーならDAZN for docomoでDAZNの月額料金が980円(税別)になるだけでもお得感が大きいのですが、さらにdTVをDAZN for docomoとセットで契約すると毎月200円割引になります。通常dTVは月額500円(税別)ですが、(500円(税別)でも他社のネット配信サービスと比べるとかなり安い方ですよね…)200円割引が適用されるとDAZN for docomoとdTVのセットで月額たったの1,280円(税別)となります。

プライム・ビデオとDAZN for docomoとdTVで大満足

実は私も、以前はスカパーやケーブルテレビの基本パックで契約していて。見もしない多チャンネル放送に毎月3,000円以上払っていました。今はAmazonのプライム・ビデオとDAZN for docomoとdTVのセットの3本で充分満足しています。amazonのプライム会員費用は年契約で3,900円(税込)ですから、月額にすると325円(税込)でプライム・ビデオが見られます。これにDAZN for docomoとdTVのセットを加えても月換算で1,800円もいきません。

amazonのプライム・ビデオとdTVはコンテンツが被るものも多いですが、例えばdTVにはプライム・ビデオには無いアンパンマンも見る事ができたり、双方がそれぞれに無いコンテンツを補完しているような形で楽しめます。(amazonだとアンパンマンは有料レンタルで1作品標準画質で350円必要です。)そもそもamazonのレンタル配信作品がdTVにあるのならdTVを契約したほうが良いですよね。

上記に記載の見放題コンテンツは2017年10月5日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはdTVのホームページもしくはアプリをご確認ください。

まとめ

DAZNははじまったばかりのサービスですが、ネットに繋がったデバイスで、何処でもスポーツ観戦ができる画期的なサービスといえます。まずは1ヶ月無料期間がありますから気軽に体験してみてはいかがでしょうか?
【dTV】映画・ドラマ・アニメ・音楽が月額500円(税抜)で見放題!31日間無料

コンビニで買えるDAZNチケットを購入しスポーツ観戦する方法

休日はDAZNでスポーツ観戦の4コマまんがはこちら

DAZN(ダゾーン)を低スペック、低速モバイル環境で視聴できるか検証はこちら