F1が日本で一番人気があった時代
1990年代はアイルトン・セナを主人公とした漫画も連載していた週刊少年ジャンプがマクラーレンホンダのスポンサーになるほどF1人気がありました。ホンダのF1撤退やセナの事故死などその後はF1人気が落ちついてくるのですが、それに合わせてフジテレビのF1中継も地上波からBS、CSへ移り、中継から録画へと移行していきます。この頃からF1を見る事をやめたファンも多いのではないでしょうか?
地上波やBSの無料放送はCMスポンサーからの広告収入で成り立っていますが、一般的にスポンサー料は視聴率と連動します。視聴率が低くなる(見る人が減る)と、スポーツを放送する為に払う放送料とスポンサーから入る収入のバランスが悪くなり採算が合わなくなってしまうのです。好きなスポーツの多様化が進んだ結果、スポーツ中継は皆が見る国民的番組では無くなってしまったと言えます。それでもF1の放送はフジテレビが頑張ってスカパーで放送を続けていますが、2016年にはFOXスポーツアジアがアジア地域のF1放送権を獲得しています。メディアの多様化も進んだ今では日本の放送局が数十億とも言われる放映権料を払ってまで視聴率を稼ぐ事ができない裏付けとも言える出来事でした。
昔F1をはじめとするモータースポーツが好きだった人が、DAZNの登場でまた気軽にF1を視聴できるようになるとF1人気が上がるかもしれませんね。
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