家の中でできる椎茸栽培をはじめました。便利なもので簡単にきのこが栽培できる菌床栽培キットが各メーカーから販売されています。今回は椎茸の菌床栽培の収穫までを書いていきます。
もくじ
椎茸(シイタケ)菌床栽培1日目
Amazonで購入した椎茸の菌床栽培キットが届いた初日。椎茸の菌床栽培の準備は簡単でした。準備の様子は別記事(簡単に菌活ができる!菌床栽培キットでシイタケやなめこを自宅で栽培する)をご覧ください。
椎茸(シイタケ)菌床栽培2日目
朝の室内気温は19℃。外は雨。朝の状態では初日と特に変化はない。インターネットで調べてみると早ければ2日目から変化が見られる場合もあるようだが届いた菌床の個体差によるのだろう。昼は室内温度が24℃まで上がった。この日の夕方に椎茸の菌床を確かめると少しだけ膨らんでいるところが確認できる。

定点観測用のカメラを設置しました。夜間も暗視機能により椎茸の成長がわかります。
椎茸(シイタケ)菌床栽培3日目
朝の室内気温は20℃。朝は曇っていたが日中は太陽も出て室内気温も25℃ぐらいまで上がる。明らかに椎茸が育っているのがわかる。こんなに成長が早いとは…。本当に5日後には食べられるかもしれない…。
定点観測カメラでも少しづつ成長していたのがわかる。菌床全体が動いているようにも見える。まるで生き物のようだ。気温も高かったので乾燥防止の為に霧吹きで水を与える。

定点観測カメラ2日目から3日目:椎茸も育っているが、菌床自体が右方向へ動いている。
椎茸(シイタケ)菌床栽培4日目
朝の室内気温は20℃、天気は快晴。菌床から伸びてきた物体が、椎茸っぽくなってきました。数を数えると小さな物を含めて60個以上はあります。思った以上に椎茸の成長が早い。一般的な原木栽培は時間がかかる事を考えると異常とも思える速さです。
定点観測カメラでは菌床が動いているように見えましたが、菌床自体が動いている理由がわかりました。菌床の底から生えてきた椎茸が菌床を動かしていたのです。すごい生命力です。
椎茸(シイタケ)菌床栽培5日目
朝の室内気温は20℃。昼は室内が30℃まで上がった。キノコの傘がしっかりと形になっている。椎茸の成長も早くなっている気がする。もう食べようと思えば食べられるような気がします。
椎茸(シイタケ)菌床栽培6日目
朝は霧が立ち込めていて、室内の湿度も80%ぐらいある。キノコの栽培容器が水滴まみれで定点観測用のカメラからはキノコが見えない。このぐらいの水滴があって湿度があった方が椎茸の成長には良いのだろうと思いつつ、栽培容器の水滴をふいた。椎茸はもう完全に食べられるまで成長しました。
椎茸(シイタケ)菌床栽培7日目
7日目になると、椎茸の傘が開いてきました。成長しすぎてしまったようです。やはり収穫は6日目のほうがよかったような気がします。6日目と7日目の写真を見比べると6日目のほうが美味しそうですよね…。
菌床栽培の椎茸(シイタケ)を収穫
成長しすぎた椎茸をいよいよ収穫です。真上から見ると椎茸が混みあっていて、まるで通勤ラッシュの電車の中のようです。
手で採ったり、ハサミで切ったりして椎茸を収穫します。途中まで椎茸を数えていましたが多すぎて途中でやめました。
収穫した椎茸はざっと80個以上という感じ。(お皿の大きさは30cm)
収穫した後の椎茸の菌床。小さいキノコは残しておきました。
菌床栽培の椎茸(シイタケ)を食べる!
収穫した椎茸をいよいよ食べます。収穫した時期は秋ですが、外は雨模様で寒いため鍋にする事にしました。市販のきのこ鍋用スープを購入。
収穫した椎茸以外にもスーパーで舞茸やしめじ、えのきなどを購入し、鍋に入れて食べました。とにかくキノコから出る出汁が美味しい。
今回の菌床栽培は「もりのしいたけ農園」を使用しました。栽培容器付きと無しの2商品ありますが、はじめての人は栽培容器付きを購入したほうがよいでしょう。栽培容器のおかげで管理はしやすかったと思います。
Amazonで購入したこの商品は、栽培容器付きで2000円しませんでした。(購入時点の値段)菌床栽培キットの説明書を見ると、上手くいけば2回目、3回目と椎茸が収穫できるようです。ざっくり計算しても元は取れまくっております。
シイタケ栽培キット 【もりのしいたけ農園栽培容器付】
食べきれなかった椎茸は…
大量に鍋に投入しても椎茸は食べきれませんでした。残った椎茸は、ひもの用の干し網で乾燥させました。あっという間の一週間でしたが、残ったなめこの菌床栽培と一緒に2回目の収穫に向けて椎茸を育てていきたいと思います。